일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さぶ

さぶ

山本 周五郎

山本 周五郎의 さぶ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 210,521자 · 415화면

아오조라 문고

なにもかもおれの間違いだ、頼む、みんな勘弁してくれ。

与平の泣き叫ぶ声が、遠いかなたで聞えていた。他の男たちの喚き声も聞えたが、逆上したような与平の泣き声だけが、いつまでも続いているようであった。そのあいだに次々と石が取りのけられた。油部屋の者が駆けつけて来、こぶの清七がその強力にものをいわせたのだ。

「しっかりしろぶしゅう」と清七はどなり続けた、「気をおとしちゃだめだ、もうすぐだぞ、しっかりするんだぞ」

栄二はまた失神したが、それは短い時間だったらしい。水を吐かされて咳こみ、気がつくと仰向けに寝ていて、自分の口から出る激しい喘ぎが耳についた。

「そっとしてそっとして」と云う声がすぐ脇で聞えた、「動かすな、足の骨が折れてる」

医者だな、と栄二は思った。さんてつ先生とかいうほかには姓名もよくは知らなかった。中年の痩せた人で、眼つきのするどい顔だけは覚えがある、暴風で病人を運び出すときにはいなかったようだが、そういえば心学教師もこの医者も、殆んど無報酬でやっていると聞いた。いよいよおれが世話になる番か、などと栄二は思った。

「この骨折のほかに大きなけがはないようです」