일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さぶ

さぶ

山本 周五郎

山本 周五郎의 さぶ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 210,521자 · 415화면

아오조라 문고

そして嗚咽が高くなり、声をあげておすえは泣きだした。栄二は左手でおすえを抱いたまま、右手で背中を撫で、頬と頬をすり合わせた。

「おめえはおれの女房だ」と彼は囁いた、「初めに云ったろう、おれの女房はこの世でおめえ一人だって、忘れたのか」

おすえの泣き声がもっと高くなり、彼はまた両手でおすえを抱き緊めた。

「おかしなことを云うようだが、笑わずに聞いてくれ」と栄二は静かに云った、「――おれは島へ送られてよかったと思ってる、寄場であしかけ三年、おれはいろいろなことを教えられた、ふつうの世間ではぶっつかることのない、人間どうしのつながりあいや、気持のうらはらや、生きてゆくことの辛さや苦しさ、そういうことを現に、身にしみて教えられたんだ、読本でも話でもない、なま身のこの躯で、じかにそういうことを教えられたんだ」

おすえは泣きやんだが、まだしゃくりあげは止まらなかった。

「寄場でのあしかけ三年は、しゃばでの十年よりためになった」と栄二は続けた、「――これが本当のおれの気持だ、嘘だなんて思わないでくれ、おれはいま、おめえに礼を云いたいくらいなんだよ」

おすえは突然、両手で栄二の頸に抱きつきながら「あんた」