일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さるすべり

さるすべり

山本 周五郎

山本 周五郎의 さるすべり을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,095자 · 24화면

아오조라 문고

この二つの意義をもつ白石から撤退せよという、政宗にとって意外でもあり不満でもあるのは当然のことだった。

「前進せよとの御采配なれば」とかれは云った、「全軍の命を賭してもつかまつるが、退却せよとの仰せは憚りながら御無理かと思われる」「その御挨拶はごもっともでございますが」しかしと云って使者は膝を正した。

石田三成の挙兵は会津の上杉景勝とかたい連繋のうえにある、徳川本軍が会津征討の陣を解いてかみがたへ向えば、上杉勢はそれを追尾して石田軍と挾撃の策にでるのはわかっている。そこで伊達軍がいったん本城へ退き、城備をかためて待機すれば、上杉はこれを無視して動くことはできない。もし伊達軍が敵地である白石城にとどまって上杉の総攻撃をうけるとする、勝敗は時の運で、もしも敗軍におちいった場合には、徳川軍の背後は裸になってしまうのだ。したがって上杉氏を会津へくぎづけにして置くためには、伊達軍を安全な位置にさげ、いつでもうって出るぞというにらみをきかしていなければならない。

「これは小山の帷幄においてくりかえし討議された軍配でございます、お味方の御誓言にあやまりなしとなれば、この軍配にも御違背なしというかたきお約定をねがいます」