후리가나로 읽는 일본 고전
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それからそれ
それからそれ
宇野 浩二
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N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,848자 · 10화면
である。(後略)」という一節がある。
序に小島烏水の『日本山水論』(明治三十八年初版)の中で、槍ヶ岳を書いた一節を紹介しよう。
「三 木曽山脈と相対して、高峻を競い、之を圧倒して、北の方越後海辺まで半天に跳躍犇放するものを飛騨山脈となす、(中略)
中央大山脈は鋸歯状に聳えて、四壑のために鉄より堅牢なる箍を匝ぐらしたるもの、曰く鍋冠山、曰く霞沢山、曰く焼嶽、或ものは緑の莢を破りて長く、或ものは、紫の穂に出て高きが中に、殊に焼嶽(中略)は、常春藤の繞纒せる三角塔の如く、黄昏は、はや寂滅を伴いて、見る影薄き中に屹立し、照り添う夕日に鮮やかに、その破断口の鋭角を成せるところを琥珀色に染め、(中略)初めは焼嶽を指して、乗鞍と誤認したるほどなりき、乗鞍に至りては、久しく離別の後に、会合したる山なり、今日大野川に見て、今ここに仰ぐ、帽を振りて久闊を叫びしが、峰飛びて谿蹙まる今も、山の峻峭依然として『余の往くところ巨人有り焉』(My giant goes wherever I go)と、そぞろ人意を強うせしめぬ、(下略)(拙著『鎗ヶ嶽紀行』)
この一群中に卓絶せるを、鎗ヶ嶽となす、その矗々として、鋭く尖れるところ、一穂の寒剣、晃々天を削る如く、千山万岳鉄桶を囲繞せる中に、一肩を高く抽き、頭に危石あり、脚に迅湍あり、天柱屹として