후리가나로 읽는 일본 고전
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それから
それから
夏目 漱石의 それから을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 172,794자 · 347화면
九
どうです、些と御散歩になりませんか。今夜は寅毘沙ですぜ。演芸館で支那人の留学生が芝居を演ってます。どんな事を演る積りですか、行って御覧なすったらどうです。支那人てえ奴は、臆面がないから、何でも遣る気だから呑気なものだ。……」と一人で喋舌った。
九
代助は又父から呼ばれた。代助にはその用事が大抵分っていた。代助は不断からなるべく父を避けて会わない様にしていた。この頃になっては猶更奥へ寄り付かなかった。逢うと、叮寧な言葉を使って応対しているにも拘わらず、腹の中では、父を侮辱している様な気がしてならなかったからである。
代助は人類の一人として、互を腹の中で侮辱する事なしには、互に接触を敢てし得ぬ、現代の社会を、二十世紀の堕落と呼んでいた。そうして、これを、近来急に膨張した生活慾の高圧力が道義慾の崩壊を促がしたものと解釈していた。又これをこれ等新旧両慾の衝突と見傚していた。最後に、この生活慾の目醒しい発展を、欧洲から押し寄せた海嘯と心得ていた。
この二つの因数は、何処かで平衡を得なければならない。けれども、貧弱な日本が、欧洲の最強国と、財力に於て肩を較べる日の来るまでは、この平衡は日本に於て得られないものと代助は信じていた。