일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

あわもりものがたり

『たぬき汁』以後

佐藤 垢石

佐藤 垢石의 『たぬき汁』以後(あわもりものがたり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 118,470자 · 244화면

아오조라 문고

秋、落葉の頃子供をつれて餌漁りに出た熊は、人間を襲うことがあるから、ご用心。

先年、私は渓流魚釣りにでかけて、奥利根楢俣沢の奥と浅間高原六里ヶ原の赤川の水源近くで、野性の熊に出っくわし、胆を潰して命からがら逃げたことがある。楢俣沢の奴は、子供を連れて渓流の沢蟹を掘って食べているところを、二、三十間離れた崖路の上から望んだのであったが、日ごろ子連れの熊は危ないと聞かされていたから、老生ほんとうに腰を抜かさんばかりである。

六里ヶ原で、めぐり会ったのは、五月上旬の、まだ枯芒のままの枯野の中で、真っ黒い山のおじさんと真正面にぶつかったのである。その距離、僅かに数間。共に、だしぬけに正面衝突したのであるから、熊も人間も驚くの驚かないの、両者全くぶったまげた。熊は私を発見すると、急角度に回れ右して枯野の中を枯林めざして走りだしたのである。

私はその場合、その場で腰を抜かしてしまったのでは逃げられないから、腰の蝶番だけを確りさせて置いて、逃げた逃げた。

群馬県吾妻郡応桑村北軽井沢の一匡村近くまで一里ばかりの間、どこの叢林、どこの野原を走ったのであるか夢中で走って、われに返った。