후리가나로 읽는 일본 고전
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だいこん
だいこん
久生 十蘭
久生 十蘭의 だいこん을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 153,732자 · 303화면
赤蛙の腿と図に乗って食べすぎた焼馬鈴薯の一部が消化しきれずに胃袋の底に残っている。うっとりするほど気が重い。なんとなくメランコリックで、こういう悲しみの日にふさわしい沈痛な気分だ。ゲップをしながら起きあがると、放りだしておいた慰霊祭の案内状が落ちもせずに、昨夜のままの恰好で夜卓の上に載っている。
島野 鸛一
慰霊祭
天宮満寿子
昭和二十年九月二日 午前九時
於四代目クラブ 鎌倉扇ヶ谷二一
(ハルモニュウム)
一、着席
二、挨拶 光井六右衛門
(ハルモニュウム)
三、弔辞 石田里子
四、国旗撤去式(調印式終了と同時に)
五、「今様歌」唱謡 雅楽唱謡部
籬のうちなる白菊も
うつろふ見るこそあはれなれ
われらが通ひてみしひとも
かくしつつこそかれにしか
古き都に来てみれば
浅茅が原とぞ荒れにける
月の光はくまなくて
秋風のみぞ身にはしむ
弔辞ではひと悶着あった。まず案内状だが、あたしにすれば、仲間だけの内輪の慰霊祭に花を打ちだした贅沢な案内状をつくるなどということがそもそも気にいらない。六右衛門さんも珠子さんも利口なひとだけどお金持特有の悪いジレッタント趣味があって、つまらないことにまで金と暇をかけ、真面目であるべきことまで遊びのようなものにしてしまう。