일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

だるまやひゃっかてん

だるまや百貨店

宮本 百合子

宮本 百合子의 だるまや百貨店(だるまやひゃっかてん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,178자 · 11화면

아오조라 문고

うちにおれば母の手伝いをしない娘や息子はないのだから、嫁入り前の家庭的なしつけのためと云って寄宿舎にいる若い女店員たちは朝は交代に炊事をさせられた。男の小さい店員たちは外まわりの掃除をすることになっている。

毎晩十時すぎ、くたくたになって皆が帰ってくると、起るとから寝るまで白いエプロン姿の幾子が上り口に娘たちを出迎え、

「大きに御苦労さま」

と挨拶し、

「さあさあ、お湯がええ加減ですよ」

と云った。飯たきの中婆さんがやとってあるのに、夜のフロの番は必ず幾子がした。くたびれて帰った娘たちを慰めてやるのは母親の心づくしだ、と云うのだ。けれども女店員たちは一人としてそれをよろこぶものはなかった。

一番に津田が入り、次には年が小さくても男の店員たちが入る。それから女店員が時には幾子と一緒に順ぐりで入る。そんな風にして入る風呂がすめば十二時になるのはあたりまえであった。しかも湯の水が減ってしまっていても、ぬるくて心持がわるくても裸で「奥さん、ちょっとたいて下さい」と、声をかける勇気のある娘たちはなかった。我慢してしまう。呑気そうだが鋭い気性のまきが、いつか、フロを出るなり大きなくしゃみをして、