후리가나로 읽는 일본 고전
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ちょうとどとう
ちょうと怒濤
小川 未明
小川 未明의 ちょうと怒濤(ちょうとどとう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N3. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N3 · 중급 · 신자체·신가나 · 4,746자 · 10화면
」と、みつばちはいったのです。
ちょうは、このときに、格別、ほかへいってみたいなどという考えをもちませんでしたから、みつばちのいうことを笑ってきいていました。
そして、風に吹かれて、ちょうは、美しい羽をひらひらさせて、菜の花の圃を飛んでいました。このちょうの美しいのは、ひとり、みつばちの目にそう見えたばかりでなく、同じちょうの仲間でも評判になっていました。それほど、このちょうの羽は大きく、赤・黄・黒・青、いろいろの色で彩られていました。
ちょうは、圃の上で、多くの仲間に出あいましても、自分の羽ほどきれいなのを持っている仲間を見たことがありませんでした。また、そんなに大きな羽を持っているのも見ませんでした。
「あなたは、ほんとうに美しくお生まれついてしあわせですね。」と、ある仲間は、心からうらやましく感じて、そういいました。
あるとき、一つの羽の青い、小さなこちょうは、彼に向かって、
「あなたは、けっして、この野原からほかへいってはいけませんよ。この野原の中の女王ですもの。」といいました。
「なぜ、そんなにほかへいってはいけないのですか。」と、ちょうは問いました。