후리가나로 읽는 일본 고전
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ながうたかんじんちょう
ながうた勧進帳
酒井 嘉七
酒井 嘉七의 ながうた勧進帳(ながうたかんじんちょう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,698자 · 26화면
弁慶はじめ、四天王の面々は、はっ、と驚く。もう、これまで、と刀に手をかけ、関を切り抜けようとする。弁慶は血気にはやる人々を押しとどめ、強力姿の義経につめよる。
「日高くば能登の国まで越えうずると思えるに、僅かの笈一つ背負うて、後にさがればこそ人も怪むれ」
と、怒りの形相物凄く、金剛杖をおっ取って、散々に打擲する。関守の富樫は、義経主従と看破してはいるものの弁慶の誠忠に密かに涙し、疑い晴れた、いざお通りめされと一同を通してやる。
義経主従は、毒蛇の口を逃れた思いで、ほっと、息をするが、弁慶は敵を欺く計略とはいえ、主君を打った冥加の程も恐ろしい、と地に手をついて詑び入る。すると、義経は、汝の機転故にこそ危いところを逃れ得た、と弁慶の手を取って喜ばれる。
六
――ここまで、お話し申しますと、私が前に、勧進帳の文句にある、
※(歌記号、1-3-28)判官おん手を取り給い
が、どうも、おかしい、と申しましたのも、故あることとお考えになると存じます。主人の義経が、弁慶の手を取られるのでございますから、おん手では、勿論のこと、変でございましょう。こうした誤謬も、長唄が家庭音楽として発達して参りましてからは、前述の様な個所と共に、改められまして、一と頃は、古い文句と、新しいのとが唄本に並べて記されていたもの