후리가나로 읽는 일본 고전
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なよたけ
なよたけ
加藤 道夫
加藤 道夫의 なよたけ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 81,415자 · 163화면
遠慮なんかしてたらいつまで経ったってらちがあかない。もちろん、僕はあの当世流行のつけぶみと云う奴は大嫌いだ。こそこそまるで悪いことでもしてるように、巧くもない文章を紙に書き並べて、逃腰半分で打明けるなんてのは、第一、男らしくもないし、……それに卑怯だ。もちろん、面と向って、堂々と口で打明けるんだ。……そりゃ、そうだぜ、君、いつまでもぐずぐずそんな態度を続けて行ったとしてごらん。せっかくの恋も水沫のごとく消え去ってしまうのだ。例えばね、先方でも君のことを慕っているとする。……いいかい?……いつまでも君が愛を打明けてくれるのを待っている。……待っても待っても打明けてくれない。……そのうちに他の恋敵があらわれて、先に結婚を申し込んでしまう。ね? 君はもう破滅だ。……君の「恋」は永久にそこで終ってしまうかもしれないのだ。
話の途中から、空には星々が燦然と輝き始めた。………
文麻呂はそっと清原ノ秀臣の反応を窺ってみる。彼は黙ったまま、俯向いている。ふと、遠くの竹林の中から、まるでざわめく風の中からでも生れたかのように、わらべ達の合唱する童謡が、美妙な韻律をひびかせながら、だんだんと聞えて来る。