일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ひすいをあいされたきさき

ひすいを愛された妃

小川 未明

小川 未明의 ひすいを愛された妃(ひすいをあいされたきさき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,483자 · 12화면

아오조라 문고

老人は、以前とちがって、すでにぜいたくに馴れてしまったから、昔のように、山に寝たり、野原に伏すことができなかった。老人は、こんどは、西国へいって、女王に仕えようと思って、とぼとぼとやってきました。

しかし、西国では、それどころでありません。女王は、老人を見ると、たいそうお怒りになりました。

「おまえが、つまらないことをいったばかりに、ふじの花咲く国と戦争をするようになってしまった。この国では、ひすいばかりでない。いっさいの青い石は禁物である。もう、おまえには、用事がない。」と、いわれたのであります。

この国からも追われた老人は、その後、どこへいったか、知るものはなかったのでした。そして、いつしか、ひすいに対する異常な流行は、やんでしまいました。

*   *   *   *   *

そのときから、幾世紀は、山をゆく雲の流れとともにたったのであります。ふもとの街は、田畑となり、山の上の鐘楼は、昔の形見として、半分壊れたまま長い間残り、そこには、青さびの出た鐘が、雨風にさらされてかかっていたけれど、だれも、それを鳴らすものがない。たまたま見物に、山を登ってゆく人はありましたけれど、道は草にうもれて消えかかっていました。