일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ゆずゆ

ゆず湯

岡本 綺堂

岡本 綺堂의 ゆず湯(ゆずゆ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,255자 · 27화면

아오조라 문고

今の徳さんには入院料を支辨する力もない。さりとて仮りにも一戸を持っている者の家族には施療を許されない規定になっているので、徳さんはとうとうその家を売ることになった。そうして、建具屋のおじいさんの尽力で、お玉さんはいよいよ巣鴨へ送られた。それは九月はじめの陰った日で、お玉さんはこの家を出ることを非常に拒んだ。ようようなだめて人力車に乗せると、お玉さんは幌をかけることを嫌った。

「畜生! べらぼう! 百姓! ざまあ見やがれ。」

お玉さんは町じゅうの人を呪うように大きな声で叫びつづけながら、傲然として人力車にゆられて行った。わたしは露地の口に立って見送った。建具屋のおじいさんと徳さんとは人力車のあとに付いて行った。

「妹も長々御厄介になりました。」

巣鴨から帰って来て、徳さんは近所へ一々挨拶にまわった。そうして、その晩のうちに世帯をたたんで、元の貸本屋の上田屋の二階に同居した。そのあとへは更に手入れをして質屋の隠居さんが越して来た。近所ではあるが町内が違うので、わたしはその後、徳さんの姿を見かけることは殆んどなかった。

それから又二年過ぎた。そうして、柚湯の日に徳さんの死を突然きいたのである。