후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
アラメダより
アラメダより
沖野 岩三郎
沖野 岩三郎의 アラメダより을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 3,449자 · 7화면
で、竜田丸の船長あてに是非便乗を頼むという電報を打って、郵便飛行機に乗って飛んで来た。
所が出港の時間が来ても、飛行機は来ない。三分、五分と出渡を延して、とうとう十五分も待った。船客の中には一個人のために出港を遅らせるのは不都合だというものもあったが、彼はとうとう鶴見祐輔君の来着を待って、桑港を出帆した。おかげで鶴見君は第一回の普選に見事当選の栄を得たのであった。伊藤船長が杓子定規だったら鶴見君のあの活躍はなかったのだともいえる。
『まあ当選したのがいいか悪いか、それは問題だがね。』
船長はあごひげを撫でながらいったのであった。私がそんな事を思っている時、耳のそばで『愉快だね。』とセエキスピアが言った。否、叫んだ。叫ばなければ聞えやしない程プロペラの音が高い。
『愉快だ。しかしこれが二時間も三時間も続くのはどうかね。』
そう言った時、機体が急にぐっと右へ傾いた。私は思わずバンドにすがりつきながら言った。
『桐村夫人はえらいね。』
『うんえらい女だ。』
私の眼底には今年六十五歳の桐村夫人の姿が浮んで来た。
桐村義英氏は京都医専出の陸軍何等軍医か何かだ。長い以前からハワイのカワイ島に開業しているが、自分の娘を東京の女学校に入学させる為上京したまま帰って来ない。