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イデオロギーのろんりがく

イデオロギーの論理学

戸坂 潤

戸坂 潤의 イデオロギーの論理学(イデオロギーのろんりがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 116,463자 · 229화면

아오조라 문고

多衆のもつ平均性はそれが優越的でなければこそ平均性であった、そこでは人間はそれ自身に固有な・真の姿を示す代りに、自己を失い、世俗的環境に渡されて見える。もはやその時、之は政治的事物決定の原理であってはならないと考えられる。何故なら平均性は、それが一つの原理となる時――例えばハイデッガーの Allt※(ダイエレシス付きA小文字)glichkeitとなる時*――、ただ低劣性を云い表わす原理でしかあり得ないから。それにも拘らず、この平均性に何等か優越なる・積極的なるものが連想されるならば、それは実は前の圧倒性に外ならない、平均性に於て残るものは今はただ凡庸さだけである。

* Allt※(ダイエレシス付きA小文字)glichkeit 日常性の概念を、吾々はハイデッガーの個人主義的観点から救い出さねばならないであろう。日常性は一つの歴史的――政治的――原理にまで把握し直されねばならぬ(「日常闘争」などの概念を見よ)。

多衆は一方に於て圧倒性の、他方に於て平均性の・性格を有つ。多衆は一方に於て強力であり他方に於て低質である。多衆は強力にして低質なる勢力、云わばデモン・悪鬼の類ででもあるようである。