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イデオロギーがいろん

イデオロギー概論

戸坂 潤

戸坂 潤의 イデオロギー概論(イデオロギーがいろん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 162,000자 · 316화면

아오조라 문고

かくて、フロイト主義によれば、イデオロギーは専ら精神病理学的に分析されねばならぬものとなる。

フロイト主義に於ける社会人の心理乃至イデオロギーの有つ関係は略々こうである。A・コルナイは仮にこのような見地に立って記憶すべき研究を与えた*。彼――必ずしもフロイト主義者ではなく後にはその反対者にさえなったが――によれば、フロイト主義精神分析は、個人から出発する、それは個人からの類推として社会を理解する仕方である。個人に於ける夢は社会に於ける神話に、個人に於ける神経症は社会に於ける宗教に、又個人に於ける妄想狂は、社会に於ける哲学体系に、対応せしめられる。無政府主義と共産主義との関係は、早発性痴呆症と妄想狂との関係として理解される。そしてかかる精神症的特徴は無論かのリビドー――エロス――から説明されねばならない。フロイトの最も有名な一つの説明原理に従えば、原始的な骨肉相姦の欲望である息子が母に対する性的衝動は、家長である父の権威ある欲望によって長く抑圧されて来た、この抑圧は人類の歴史を経るに従って一つの錯綜――オイディプス錯綜――を産んだというのである(デュルケム等によって明らかにされたトーテムも亦フロイト主義によれば、オイディプス錯綜に於て殺されてあるべき父を意味するものだと説明される)。