일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

オリンポスのかじつ

オリンポスの果実

田中 英光

田中 英光의 オリンポスの果実(オリンポスのかじつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,277자 · 147화면

아오조라 문고

ドギュウと日本では称しているような昔懐しいもの。それにオォルの握りも太く、ブレエドの幅も広く、艇は遅いけれど、バランスがよく、舟足も軽い。まっさおい水の上に、艇をポオンと置いてから、約一月ぶりに、シャッシャッと漕ぎだすと、一本々々のオォルに水が青い油のように、ネットリ搦みついて、スプラッシュなどしようと思っても、出来ないあんばい。三十本も漕ぐと、艇はたちまちコオスの端まで行ってしまう。河幅わずか十米あまり。漕いでいるオォルの先に、ぷうんと熱帯の花々が匂うばかりです。さすがに先輩たちも感にたえたか、ぼくはいつもの叱言一つさえ、聴きませんでした。五番の松山さんが、突然「あーア」とおおきい溜息をつき、「おーイ、みんな、漕ぐのは止めろッ、寝ろッ寝ろッ」と叫びさま、オォルをぽおんと投げだし、ぼくの太股のうえに、もじゃもじゃの頭を載せました。彼の鬼をも欺くばかりの貌が、ニコニコ笑うのをみると、ぼくは股の上の彼の感触から、へんに肉感的なくすぐッたさを覚え、みんなに倣って、やはり三番の沢村さんの膝に、頭をのせ仰向けになりました。と、そんな吝な肉感なんか、忽ちすッとんでしまうほど空はとろけそうに碧く、ギラギラ燃えていた。