후리가나로 읽는 일본 고전
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オリンポスのかじつ
オリンポスの果実
田中 英光
田中 英光의 オリンポスの果実(オリンポスのかじつ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 75,277자 · 147화면
、嬉しくもなって、皆一緒に、両国語の合唱が始まったのでした。
それは、仏蘭西の選手達でしたが、他に、独逸の選手達も、ずいぶん気持の好い連中で、ぼく達と顔を合せるたびに、直ぐ「オハヨオ」と愛嬌たっぷりに、日本語で挨拶してくれます。それが、朝、昼、夕方おかまいなしなのも嬉しく、ぼく達も「グウテンモルゲン」で一日中、間に合せます。
伊太利の選手達は、みんな、船乗り上がりかなにからしく、腕や肩に刺青をみせていましたが、人柄は、たいへん、あっさりしていて気持よく、いつぞやぼくと東海さんと連れだって、彼等が女の子達と遊んでいる芝生を通りかかると、「ヘエイ、ボオイズ」とか、変なアクセントの英語で呼びとめ、ぼく達と肩を組み、写真を撮ってくれました。連中のうちで、コオルマン髭を生した色男が真中になり、アメリカ娘が、両脇で、カメラに入りましたが、あとで出来上がったのをみたら、ぼくの鼻がずいぶん低く、厭だった。
しかし、この人達も、短い練習の時間だけは、非常に真摯に、熱心で、漕法は、英国の剣橋大学を除いては、皆、レカバリイが少ないのが、目につきました。日本流の漕法では、≪ボオトは気で漕げ腹で漕げ≫というのですが、彼等は腕と脚とだけで猛烈に漕ぎ、ピッチも五十前後まで楽に上がる様でした。