후리가나로 읽는 일본 고전
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ガラマサどん
ガラマサどん
佐々木 邦
佐々木 邦의 ガラマサどん을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 99,079자 · 202화면
これはエレベーター・ボーイの河野が言い触らしたのだろう。始末書丈けはおまけだ。自分が取られたものだから、此方も取られたと思っている。
一週間ばかりたってから、松本君が、
「しかし天気晴朗がよく続くね」
と感心した。
「好い塩梅だよ」
「今度は全く此方が悪かったらしい」
「何故?」
「大将、些っとも僕の御機嫌を取らない」
「然ういう料簡だからいけないんだよ」
「いや。いつもならもうソロ/\後悔して、『何うだね? この頃は皆丈夫かね?』なんてやり出す時分だ」
「僕には言ったよ」
「何て?」
「何うだねって」
「それから?」
「僕は黙って恐縮していた。例の応接間だったからね」
「成程」
「ハッハヽヽって笑ったよ。利いたろうって意味さ」
「性が悪いよ」
「子供のようなところがある」
「又毎晩かい?」
「うむ。急に忙しくなった」
と私は信用回復を心掛けて一生懸命だ。
「今何ういうところを書いているんだい?」
「大将の風采さ。高顴広額という註文だ」
「何だって?」
「高顴広額。これが古今東西を通じて偉人の風貌だそうだ。顴骨が高くて額が広い」
「成程」
「見給えと言うんだ。見てそのまゝを書けば宜いと言うんだ。