후리가나로 읽는 일본 고전
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ガラマサどん
ガラマサどん
佐々木 邦
佐々木 邦의 ガラマサどん을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 99,079자 · 202화면
寺子といったものだ。寺子の集まるところ即ち寺子屋さ」
「然うでしたか。私は寺の小屋だとばかり存じていました」
「新しがっても、然う無学じゃ仕方がないぜ」
「恐れ入りました」
「あの寺子屋の段の通りだったよ。お師匠さんは矢張り浪人だった。弓矢は家に伝えても、今は仕えん君知らず、羽なき矢間重次郎。尾羽打ち枯らしていたのだろう」
「はゝあ」
「考えて見ると、日本て国は変な国だった。実に変な国だった。何うも変な国だった」
「何故でございましょう?」
と、斯ういう時気を利かさないと直ぐに御機嫌が悪くなる。
「寺子屋といえば、大抵浪人の仕事だった。最も大切な普通教育を失業者がやっていたんだからね」
「成程」
「未だ丁髷時代で、今思い出して見ると、お師匠さんは丁度武部源蔵さ。我輩は寺子屋の芝居を見る度に何ともいえない懐かしい心持がする。語る時でも本当に泣いているんだ。あだおろそかに聴かれちゃ困る」
「はあ」
「矢張り昔のものは好い。活動写真なんか見るものは馬鹿だよ」
「はあ」
「確かあの会の時だったが、我輩の語った直ぐ後から映画説明の真似をした男があったね」
「さあ」
「あれは誰だい?」
「余興は大勢やりましたから、誰でしたか一寸思い出せません」