후리가나로 읽는 일본 고전
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シェイクスピアのきょうり
シェイクスピアの郷里
野上 豊一郎
野上 豊一郎의 シェイクスピアの郷里(シェイクスピアのきょうり)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 13,656자 · 26화면
ホテルにはカートライトという名前がついていた。門を入ると広い中庭で、周囲には納屋みたいな建物が並び、門を入った両側の二階屋が母屋になっていた。私たちの通されたのは、左手の薄黒いドアを開けて二つ目の部屋で、手前の部屋は酒場になっていた。通された部屋は食堂で、大きな煖炉があり、家具は樫づくめで、樫の円テイブルがまん中に置かれ、窓の下にはダフォディルの鉢が並んで、鳥籠には青いインコが飼ってあった。二階はすべて客間らしかった。私たちはトーストに半熟の卵を添えさせ、香気の高い紅茶を啜りながら、簡素なテューダー王朝時代の田舎家の室をいかにも居心地よく感じて、こんな所でしばらく好きな本でも読んで暮したいとか、物が書きたいとか話し合った。
三
ストラトフォード・オン・エイヴォンに着いたのは夕方だった。太陽は没していたがまだ日中の光は残っていた。エイヴォンは「銀の川」といわれるけれども、前の日に雨でも降ったものか、かなりひどく濁っていた。しかし、ヘンリ七世時代に掛けられた長い石橋を画面の中に取り入れて、白鳥の遊んでる低い川岸と、それを縁どっている絹柳の並木とその向に聳え立ってる神聖トリニティの尖塔を一緒に見通した景色は何とも美しいものだった。