후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
ドグラ・マグラ
ドグラ・マグラ
夢野 久作
夢野 久作의 ドグラ・マグラ을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 424,847자 · 824화면
……二人の博士はドウシテこんなに私を中心にして騒ぎまわるのであろう……。
……と……。
けれども、それは詰るところ無用の努力であった。そんな風に考えれば考えるほど一切がこんがらがって来て、推測すればする程不可解に縺れ乱れて来るばかりであった。しまいには考える事も推測する事も出来なくなって、唯、眉をしかめて、唇を噛んでいる石像のような自分の姿を頭の中で想像しつつ、凝然と眼を閉じているばかりとなった……。
……コツコツ……コツコツ……扉をたたく音……。
私はギクンとして眼を見開いた、魘えたようになって入口の扉を見た。もしや若林博士ではないかと思って……けれども正木博士は見向きもしないで頬杖を突いたまま、ビックリする程大きな声を出した。
「オーイ……這入れエーッ……」
その声が室中に響き渡ると間もなく鍵穴をガチャガチャいわせて、扉を半分ばかり開きながら這入って来た者を見ると、それは九州帝国大学の紺のお仕着せを着たテカテカ頭の小使いであった。もう余程の老人らしく、腰を真二つに折り屈めていたが、右手に支えた塗盆の上に煤けた土瓶と粗末な茶碗二個とを載せて、左手にはカステラを山盛りにした菓子器を捧げながら、ヨチヨチと大卓子に近づいて、不思議そうな顔をして見ている正木博士の前に置いた。