후리가나로 읽는 일본 고전
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ドナウげんりゅうこう
ドナウ源流行
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 ドナウ源流行(ドナウげんりゅうこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,565자 · 44화면
それから維也納にいるときも、民顕にいるときも度々その弾機を直した。それが今度も汽車の中で毀れてから役に立たぬ時計を持って歩いていたのであった。僕は時間を大凡で見積ってやろうと思って、いつの間にか川上の方に歩いて行った。
川の両岸は少し高くなって、流を見おろす位置でしばらく歩いた。そこの両岸は石垣で堅めてある。大体新開の町はずれの気分であるが、古い家も間々残って居り、大名時代の御用印刷処という文字が古びた壁に残っていたりする。或る役所らしい跡にはウィルヘルム一世の像があった。そのうち道に敷石が無くなって、歩くと沙塵が立った。そしてだんだん家が疎になってゆき、ついに町は尽きた。そこで道は自ずと低くなっていたから、僕と流とは近づいて来た。そこの川幅は広くなり瀬をなしている。汀のところに立つと、流が曲ろうとして勢づいているのがようく見える。大体このへんを源としておこうか。何だか寂しいから、もう引返そうかともおもって、川柳の花のほうけているのを弄んだりなどして暫くそこに蹲跼んでいた。
それから身を起して、何向も少し歩こうと思った。そして、水車のようなものがあると見え、流を堰いた処をわたって行った。