일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

ja-reading.com

후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ドナウげんりゅうこう

ドナウ源流行

斎藤 茂吉

斎藤 茂吉의 ドナウ源流行(ドナウげんりゅうこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,565자 · 44화면

아오조라 문고

その次は、老翁が両手で猿の尻尾をしっかりと握って放り出そうとしている。翁は忿怒の相をして、絹帽は飛んでしまっている。猿は放り出されまいとして両手で翁の寝衣の臀の処のずぼんにかじり付いている。その次は、もう翁の白髪は逆立っている。猿の体が延びて彎曲して断れそうになっている。それでも猿は苦しまぎれに寝衣にかじり付いたから、寝衣はずるりと捲れて、老翁の臀が全く露出したところである。そして老翁の眼は爛々とかがやいている。僕はこの絵を見てなかなか旨いと思った。旨いと思ったのはその画方にあったが、今はその筋書が頭に浮んで来ている。僕はその絵のことを思い出してしばらく思に耽っていた。

この新聞にも、四月十七日発の華盛頓電報で移民法案が既に決められたことを報じている。四月十七日といえば昨日である。それから巴里発電報では、石井大使がポアンカレを訪うて懇談したことをも報じている。そして、仏国は日本とは親善の間柄ではあるが、この問題に就いては不干の状態に処るだろうということが付加えてあった。僕には一国のことは余り大き過ぎる。けれども之を個人の間柄に還元して観るなら、随分その例に乏しくない。