후리가나로 읽는 일본 고전
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ドナウげんりゅうこう
ドナウ源流行
斎藤 茂吉
斎藤 茂吉의 ドナウ源流行(ドナウげんりゅうこう)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 21,565자 · 44화면
ただ川上から流れて来る水が、川下の方へ稍低くなって行き、そこに瀬を作り、瀬が鳴って二たび川下の方へ流れて行ってしまうところまで一気に見ると、ここのドナウもやはり犯し難いところがあった。
そこの岸に、水泳のために建てた粗末な建物などがあった。そこに童子等の楽書なども見える。8 tung! などと云って、二つも三つも書いているのは、Achtung の洒落であった。なかには稚ごころに文字を模様風に書いたのなどもある。業房から放たれたような気楽さで旅している僕も、気が付けばやはり異国にいるのだということが染々と思えた。天が好く晴れて、日はもう中天にのぼっている。ドナウの水の清く澄んでいる汀のところに蹲跼んで、魚でも泳いでいるかと思って見ていたが魚は一つも見えなかった。そんなら魚の子でもいるかと思ったが、それも見えなかった。川下の方に支流が一つ合している。これは Blau 川である。そこに五六人が釣を垂れていた。そして家鴨が水に入ったりまた出たりしていた。小学生が十四五名通って行った。皆白い帽子を冠っているのが目に付いた。
「それでは、一つ鯉をあげましょうか。