후리가나로 읽는 일본 고전
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バークレーより
バークレーより
沖野 岩三郎
沖野 岩三郎의 バークレーより을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,041자 · 12화면
『あなたは年がら年中、このブリッジに立って果しもない大海を眺め、潮風に吹かれ、雲の変化を見ているんですね、丁度船長のように。』
『全くその通りだ。』と相恰くずして喜んだカムパニールキーパーは続けて言った。『夏でも冬でも、晴天にも曇天にも、風が吹こうが雪が降ろうが、私はいつも此の通りに立っている。或時は寒流から押しよせて来る濃霧のために、眼前咫尺を弁じない事もあるが、今日のように、あの美しいタマルパイの姿をくっきり見せてくれる事もある。なるほど私は船長だ。パイロットだ!』
『ところが此の船はティッピングもローリングもしなくていいですね。』
『揺れないかわりに、動きもしない、大地のような安定な船だ。』
『随分多勢の人が毎日此の船に乗りましょうね?』
『ははは乗客はどんな日でもありますね、しかも世界中から集って来る。偉い人も偉くない人もある。或人は一目見ると直ぐ、ハハア此の人は偉いぞとわかる。だが時としては皆目見当のつかない人もある。とにかく人間というものは此の世の中で一番面白いものだ。』
話しているうちに、何とも得体の知れないものが欄干の間から見えた。
『あれは?』