일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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バークレーより

バークレーより

沖野 岩三郎

沖野 岩三郎의 バークレーより을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,041자 · 12화면

아오조라 문고

間もなく吾々の校庭にはそれが雲とそそり立つであろう。その冲天の姿こそ、若きカリフォルニヤのシンボルである。これを無用の長物と呟かしめる事は当事者の恥である。

美しき門と高き塔とは世々に其の美と美の価値を人の心に悟らしめるであろう。その存続は此の大学と倶に永久であろう。しかも大学は文化の連鎖に切断の生じない限り人類社会に破滅の来るべき天変地異の生じない限り絶滅しないものである。

と、あるによっても明らかである。

斯くて、此の三百七呎の高塔から美しい音楽の音の流れ初めたのは千九百十七年十一月二日の正午だったのである。爾来十四年間正午と夕刻の二回、時を違えずグレゴリーチャント以後今日まで世界の名曲の一部がチャイムとなって虚空遙かに流れわたるのである。

此の塔が竣成して間もなく、専門家が長い間の研究と実験を経て完成されたチャイムの鐘が十二個イギリスから搬送されて来たのである。最大が四千一百十八斤で最小が三百四十九斤である。そして、今このチャイムをバークレーの町々に、日毎夜毎鳴り響かせている男は、全体どんな男であろう。

一二回あの塔に昇った事のある人だったら、校内を歩いていると、後から元気な声で『ハロー!』