일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ヒューマニズムへのみち

ヒューマニズムへの道

宮本 百合子

宮本 百合子의 ヒューマニズムへの道(ヒューマニズムへのみち)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,343자 · 24화면

아오조라 문고

「希望館」という一篇の小説は私にさまざまの疑問を与えた。

作者は「希望館」という一つの保護施設を内部から描くことで、今や全国に網をひろげている所謂保護施設なるものの正体を典型的に読者の前に示そうとしたのであろう。また仙三、江沼、山村等の人物を描くことで、一般に転向者と言われている人々の各タイプを描こうとしたのであったろう。これ等を目的としたのであったらば作者は十分成功を納めているとは言い難い。作者は、極めて客観的に描き出すことで読者の心を打つべき残酷な劇的な座談会の場面をも、表面的に神経的に描いている。更にそれぞれの人物の描き方、人間の観方に深い異議を喚び起された。杉山平助氏が新聞の月評でこの作品に触れ、余談ではあるがと傍註をして、もし一度時期が彼等に幸いしたのであったならば、このような人物でさえも一通りの役目に就いて、人々を支配する立場に置かれるのであろうかと、否定的な感想を洩らしておられる。「希望館」を読んだ人々の中で杉山氏と同じような感想を抱いた人が他に一人もなかったろうとは言えないと思う。そして、それを読者の側だけの責任という風には決して言えない作者の責任がある。