후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
フランスはくN・B
フランス伯N・B
久生 十蘭
久生 十蘭의 フランス伯N・B(フランスはくN・B)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 15,740자 · 31화면
真先にあがってきたのは、金モールで飾った植民地風の軍服を着、フランスの士官のように二梃の短銃を革のバンドで腰につるした、三十二、三の毅然たる男で、かねてデュレキュがきいていたフレミユの人相とそっくりだった。
デュレキュはナポレオンのいる部屋の前に立っていると、フレミユは手下をつれてやってきて、「そこを開けろ」といった。デュレキュは両手をひろげて、「誰もこの部屋へ入る権利はない。海賊なんか、なおさらのことだ」と叫んだ。フレミユの手下が大きなナイフを振りあげるのが見えたが、それっきりなにもわからなくなってしまった。
しばらくして覚醒すると、船のようすがすっかり変っていた。乗組の姿は一人も見えず、舵場には海賊がいて、縦帆船と同航しながらトリニダットの港から出かけているところだった。
デュレキュが呆然としていると、フレミユがそばを通りかかった。デュレキュはフレミユを呼びとめて、シュザンナ号をどうするつもりかとたずねると、フレミユは、「君の船は港の外で焼いてしまわなくてはならないが、かならず賠償はする。君はわれわれの船へ移ってもらう。四十日ぐらいは不自由を忍んでもらわなくてはなるまいよ」