후리가나로 읽는 일본 고전
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ベルリンだいがく
ベルリン大学
寺田 寅彦
寺田 寅彦의 ベルリン大学(ベルリンだいがく)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,073자 · 14화면
次の冬学期には上記の先生方の外に、ヘルメルトの「地球の形」やオイゲン・マイヤーの「航空に関する応用力学」などを聴いた。ヘルメルトは赭ら顔で眼をしょぼしょぼさせた何となく田舎爺のような感じのする、しかしどこかなかなか喰えないような気のする先生であったが、しかしやはり一とかどのえらい学者のように思われた。マイヤーの講義はザクセン訛りがひどく「小さい」をグライン「戦争」をグリークという調子で、どうも分りにくくて困った。
ネルンストの「物理化学」もひやかしに一、二度聴いたことがあったが、西洋人にしては脊の低いずんぐりした体格で、それが高い聴講席をふり仰ぎながら活溌に手を振り身体を動かし頸を曲げてゼスチュアの賑やかな講義をして見せた。ポアンカレのいわゆるゲオメーター型の学者と思われた。聴講者はいつも教場に溢れていた。
講義や輪講の外に色々の見学があった。ヘルマン教授の許にいた連中とリンデンベルクの高層気象台へ行ったときはベルゾン博士が案内の労をとった。この人はジューリングと一緒に気球で成層圏の根元に近づき一時失神しながらも無事に着陸したという経験をもっていて、搭乗気球としての最高のレコードの保持者であった。