후리가나로 읽는 일본 고전
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ベートーヴェンのしょうがい
ベートーヴェンの生涯
片山 敏彦
片山 敏彦의 ベートーヴェンの生涯(ベートーヴェンのしょうがい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 6,470자 · 14화면
ロランの演奏を聴いてマルヴィーダは書いている――
「ベートーヴェンの世界霊を私は享受した。そこでは、この世に生まれた者の最も深い悲しみが、神に近い精霊らの最もけだかい慰めと浄福とに融け合って表現せられる。」(一八九〇年四月十二日および二十四日)
「心の最良の瞬間に心眼の前にうかび漂い、普通の現実の上高く心を高めるところの或る完璧な現実の予感と、欠陥の多い現実世界とを真に和解させるものは音楽である。人類のあらゆる偉大な教師らは音楽を必要とした……宇宙のリズムについてのピタゴラスの考えは、実際何と美しくけだかいものであったか!」(『一生涯の夕暮』より)
その頃、マルヴィーダとロランとが最も深く傾倒したベートーヴェンの作品の一つは作品第百六番のピアノの奏鳴曲であった。(ロランはこの作品のアダジオを『マルヴィーダのアダジオ』と呼んでいる。)そしてこの第百六番についてのロランの研究が初めて発表されたのは今年(一九三八年)の春である。すなわちローマでの体験から五十年以上の歳月にわたってベートーヴェンの音楽は、ロランの魂の伴侶であるとともに、そしてその故にまた彼の知性の研究対象であった。