일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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ヨブきこうえん

ヨブ記講演

内村 鑑三

内村 鑑三의 ヨブ記講演(ヨブきこうえん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 92,828자 · 185화면

아오조라 문고

一度わが生命を絶たば絶対の休安に入り得るのである。彼の如き死を慕える者においてはこれ最上の、かつ最捷径の問題解決法ではないか。マシュウ・アーノルドの作なる「エトナにおけるエムペドクレス」(Empedocles at Etna)はこの意味を表したる劇詩である。エムペドクレスが人生を不可解となして、遂にエトナの噴火口に身を投げ、以て最後の解決を計ったことを述べたものである。これ世に数多き事である。何故ヨブはこの道を採らなかったのであるか。実に死が最上の道なりと思わるる場合はたしかに在る。トマス・フードの詩「悲歎の橋」(Bridge of Sighs)の如きは一貧婦の自殺を描けるものであって、これを読んで誰人もその自殺の同情すべき者なるを思うのである。またわが『平家物語』における三位通盛の妻小宰相の自殺の如きもこの類である。実にある場合には自殺が最上のそして最美の道と見ゆるのである。

◯しかしヨブは自殺しようとは思わなかったのである。聖書は徹頭徹尾自殺を否認している。旧新両約聖書を通じて自殺を記述せるはただ四つのみである。その一はギルボア山におけるサウルの自殺、その二はイスカリオテのユダの死、その三はアヒトペルの場合(サムエル後書十七章一以下)、その四はジムリのそれである(列王紀略上十六章十八)。