후리가나로 읽는 일본 고전
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レンブラントのくに
レンブラントの国
野上 豊一郎
野上 豊一郎의 レンブラントの国(レンブラントのくに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,657자 · 25화면
シェイクスピアはストラトフォド・オン・エイヴォンの雑穀肉屋の息子に生れ、ろくに学校生活もしないで、あれだけの人間学を独力で世間から習得し、大学などでは到底学び取ることのできない才能を以って、世にも稀な芸術品を数多く作り上げた。レンブラントも少年の頃文法学校に通ったきりで、父は犠牲を払っても四男だけはライデンの大学に入れたいと思っていたけれども、彼の情熱は画のこと以外には向かなかったから、父の希望を満足させることはできなかった。彼は二十五の年にアムステルダム――国際都市として膨脹しつつあったアムステルダムへ出て、職業的画家の生活に入った。
オランダでは事業に成功した者や職業組合が、貴族のするように、画家に自分たちの肖像を描かせる風習があった。若いレンブラントにも注文が殺到した。彼は忽ち有名になり、美しいサスキアを妻に持ち、金は手に入るにまかせて荒く使った。殊に諸国から輸入された美術品・骨董類をめちゃくちゃに買い込んだ。まるで自分の家を博物館にするのではないかと思われたほどだった。結婚して八年目に妻のサスキアは死んだ。一人の息子を残して。その頃からレンブラントの名声は次第に落ちて行った。