후리가나로 읽는 일본 고전
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レンブラントのくに
レンブラントの国
野上 豊一郎
野上 豊一郎의 レンブラントの国(レンブラントのくに)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 12,657자 · 25화면
そうして、概して小さい作品が多く、中には微細画といえるような作品も少くない。そういった行き方が流行したというのも、主として国民性と国情に因るものであって、オランダがヨーロッパの北に偏したテュートン民族の国であり、新教の国であることを考えると、また、近代に入って科学が逸早く発達し、同時に実際主義的思想が行き亘り、経済的には交通貿易の隆盛と共に富裕になった国であることを考えると、その美術がロマンティクな奔放に飛躍せず、神秘的な晦渋に偏せず、情緒的な滲泄を見せないのもむしろ当然であり、どこまでも堅実な写実主義の苗床であった理由が理解される。そうして、その苗床で成長した最大の樹木こそレンブラント・ハルメンス・ファン・レイン(一六〇六ー六九)だったのである。
レンブラントを十五歳の年長者なる同時代のルーベンスに比較すると、同じネーデルランドの画家でありながら、何と相違のあることだろう。前者はどこまでも地道な写実主義から出発して、執拗にその道から踏み出すまいとかじりついているに対し、後者は奔放自在に筆を駆使して天に登ったり地にもぐったりして端倪を知らざるものがある。