후리가나로 읽는 일본 고전
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ひとつぼかん
一坪館
海野 十三
海野 十三의 一坪館(ひとつぼかん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 27,902자 · 56화면
戦敗街道
天幕ばりながら源一の一坪店は、はんじょうしている。
しかし源一を虻小僧とあざけり笑った三人組の青年たちの姿は、そのへんのどこにも見えない。彼らは芋を売っている間は、まだよかったのであるが、その後芋が統制品となって売るのをとめられた。それでも彼らは売った。それを売らないと彼らは収入がなくて食べられないからであった。そのあげく、彼らの商品はすっかりおさえられ、そしてそのまま没収されたものもあり、とんでもない安値で強制買上げになったものもあった。
三人が留置場から出たときには、仕事がなくて、食べるに困った。その結果、とうとう悪の道へはいりこんで強盗をはたらいた。
彼らが、もし正しい心を持ち、神を信じていたら、そんな悪の道におちないですんだことであろう。しかし彼らは不運にも、そういう方向へみちびいてくれる先生をもたなかったし、いい友だちがなかったし、工場が空襲で焼けて後は職を失いみじめな生活にうちひしがれ、すっかり心をどぶにつけていたようなものだった。――そして今彼ら三人は、刑務所の中に暮している。だから三人組は、この銀座へ顔を見せないのであった。