일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いっすんぼうし

一寸法師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면

아오조라 문고

表に取り残された背広の男は、戸の隙間から家の内部を覗いたり、ぐるっと町を廻ってその家の裏手を調べて見たり、方々の標札を覗き廻って町名番地を確め手帳に控えたり、殆ど二時間許りの間、執念深くその辺をうろついていたが、やがて東が白む頃、やっと断念したものか、疲れた足を引ずって元来た道を引返した。

吾妻橋を渡ると、彼はふと気がついた様にそこの自働電話に入り、一寸手帳を見て赤坂の菊水旅館の番号を呼んだ。相手が電話口に出るまでに十分程もかかった。

「菊水さんですね」彼は意気込でいった。「早くから起して済みません。明智さんいらっしゃるでしょう。大至急御知らせしたいことがあるのです。まだ御寝みでしょうけれど、一寸起してくれませんか。僕? 斎藤ですよ」

彼は明智の出て来るのを、足踏みしながら待つのだった。

小林紋三が明智を訪ねて様々の証拠品に驚いた日、小間使小松の失踪が発見された日、そして三千子の殺害事件がいよいよ警察沙汰になった日からもう三日目であった。

その間には色々重大な出来事が起っていた。陰の事件としては斎藤という男が一寸法師の残虐極まる行動を見たのもその一つであったが、表だったものでは、明智の提供した証拠品がもととなって、実行的な警察は、先ず第一の嫌疑者として三千子に復讐を誓った北島春雄の行方を捜索して、ある木賃宿