일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いっすんぼうし

一寸法師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면

아오조라 문고

車を降りて旅館の広い玄関を上る時などは、彼はすっかりいい気持になっていた。山野夫人が彼の恋人であって、彼女は夫の目を盗んで、彼と遭うためにこの内へ来ているのだ、という様なけしからぬ空想をさえ描いた。

幸い明智は在宿であった。彼は気軽に二人を廊下まで出迎えてくれた。

日当りのよい十畳程の座敷だった。三人は紫檀の卓を囲んで座についた。明智は講釈師の伯龍に似た顔をニコニコさせて、客が要件を切りだすのを待っていた。山野夫人はこの初対面の素人探偵に好感を持った様に見えた。彼女の方でも笑顔を作りながら、三千子の家出について話し始めた。彼女は笑顔になると少女の様に無邪気な表情に変ってひとしお魅力を増すのであった。

上海から帰って以来約半年の間、素人探偵明智小五郎は無為に苦しんでいた。もう探偵趣味にもあきあきしたなどといいながら、その実は、何もしないで宿屋の一間にごろごろしているのは退屈で仕様がなかった。丁度そこへ、彼の貧窮時代同じ下宿にいた縁故で知合の小林紋三が、屈竟な事件を持込んで来た。山野夫人の話を聞いている内に、彼は多年の慣れで、これは一寸面白そうな事件だと直覚した。