일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いっすんぼうし

一寸法師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면

아오조라 문고

「朝の間に出て行かれた様なことはありませんか」

「それは、小間使の小松と申しますのが、朝の郵便を持って参りまして、三千子のベッドの空なことが分ったのですが、その時分はまだ表の門を開けないで、書生が玄関の所を掃いていましたし、勝手口の方もまだ締りをはずしたばかりで、女中共がずっと勝手許にいたのでございますから、とても知れぬ様に出て行くことは出来ません」

「お嬢さんが家出をされる様な原因も、別にないとおっしゃるのですね」

明智は質問を続けた。

「ハア、少しも心当りがございません。ただわたくしが継々しい仲だものですから、妙に邪推されはしないかと、それだけが辛うございますわ。ですから、わたくしの立場としましても、一日も早く三千子の安否が知りたいのでございます。こうして主人の留守中にこちらへ伺いましたのも、そんな訳で、わたくしじっとしていられなかったものですから」

山野夫人は、もう二三度もくり返した彼女の苦しい立場を、またくどくどと説明した。

「御縁談とか、外に何か恋愛という様なことはなかったのですか」

「縁談は二三あるにはあったのですけれど、どれも本人が気に染まないとか申しまして、まだ取極めてはおりませんし、外にも別に……」