일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

いっすんぼうし

一寸法師

江戸川 乱歩

江戸川 乱歩의 一寸法師(いっすんぼうし)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 96,475자 · 194화면

아오조라 문고

洋服紳士と遊人風の男とは、いつの間にか同じベンチに並んで、ボソボソ話し合っていた。

「存外暖かいですね」

洋服が口ひげを撫でながら、含み声でいった。

「ヘエ、この二三日、大分お暖かで」

遊び人風のが、小さい声で答えた。二人は初対面らしいのだが、何となく妙な組合せだった。年配は二人共四十近く見えたけれど、一方は小役人といった様なしかつめらしい男で、一方は純粋の浅草人種なのだ。それが、電車もなくなろうというこの夜更けに、暢気相に気候の話などしているのは、如何にも変だった。彼等はきっと、お互に何かの目論見があるのだ。紋三は段々好奇心の高まるのを感じた。

「どうだね、景気は」

洋服は、相手の男のよく太った身体を、ジロジロ眺め廻しながら、どうでもよさそうに尋ねた。

「そうですね」

太った男は、膝の上に両肱をついて、その上に首を垂れて、モゾモゾと答えた。そんなつまらない会話が、暫く続いていた。紋三は、一寸法師に習って、長い間二人から目を離さなかった。

やがて洋服は「アーア」と伸びと一緒に立上ったかと思うと、紋三達の方をジロジロ眺めながら、不思議なことには、再び同じベンチに、太った男とほとんどすれずれに腰をおろした。