후리가나로 읽는 일본 고전
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いっけいわだい
一景話題
泉 鏡花
泉 鏡花의 一景話題(いっけいわだい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,673자 · 10화면
卯の花や縅し毛ゆらり女武者
としるせりとぞ。この両様とも悉しくその姿を記さざれども、一読の際、われらが目には、東遊記に写したると同じ状に見えていと床し。
しかるに、観聞志と云える書には、――斎川以西有羊腸、維石厳々、嚼足、毀蹄、一高坂也、是以馬憂、人痛嶮艱、王勃所謂、関山難踰者、方是乎可信依、土人称破鐙坂、破鐙坂東有一堂、中置二女影、身着戎衣服、頭戴烏帽子、右方執弓矢、左方撫刀剣――とありとか。
この女像にして、もし、弓矢を取り、刀剣を撫すとせんか、いや、腰を踏張り、片膝押はだけて身構えているようにて姿甚だととのわず。この方が真ならば、床しさは半ば失せ去る。読む人々も、かくては筋骨逞しく、膝節手ふしもふしくれ立ちたる、がんまの娘を想像せずや。知らず、この方はあるいは画像などにて、南谿が目のあたり見て写しおける木像とは違えるならんか。その長刀持ちたるが姿なるなり。東遊記なるは相違あらじ。またあらざらん事を、われらは願う。観聞志もし過ちたらんには不都合なり、王勃が謂う所などはどうでもよし、心すべき事ならずや。
近頃心して人に問う、甲冑堂の花あやめ、あわれに、今も咲けるとぞ。