일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ななかいのじゅうにん

七階の住人

宮本 百合子

宮本 百合子의 七階の住人(ななかいのじゅうにん)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 7,128자 · 15화면

아오조라 문고

「じゃあ淋しいわね、御飯だけはこちら?」

「ああ、それがね――どうもここに働いている者みんなが望んでいる通りに行きませんでね、困るのですよ」

今まで、どこやら子供相手というふうに返事していたミセス・コムプスンの顔が俄に生気を帯びて来た。彼女は、すっかり伸子の方へ向きなおり、本気な小さい声で訴えた。

「御承知の通り、ここには三つ食堂がありますでしょう、生徒がたの分だけでもね。それが一部屋でざっと八九十人の御賄を仕度なさるんですから、いつだって十や二十、外出の方々の分が残ってしまうんですよ。――若い娘さんが、ドシドシ捨てていなさいますからね。どうせ捨てる物なら分けて欲しいと思って、ミス・ハウドンにも願ったんですけれど――」

「駄目なの?」

ミセス・コムプスンは、亜麻色の束髪と一緒に、灰掻きのように骨ばッた大きい手を、伸子の顔の前で振った。

「まるっきりお解りなさらないんですよ、あの方々には。私共の生活に、たったそれだけのこともどんな関係があるかね。饑え死しないだけの給料を払ってあるから、もういいとお思いなのかもしれませんよ」

そこで、彼女は皮肉なような、悲しいような微笑を皺だらけの顔一面に湛え、猶小さい声で伸子に囁いた。