일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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さんじゅうねんごのせかい

三十年後の世界

海野 十三

海野 十三의 三十年後の世界(さんじゅうねんごのせかい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 68,140자 · 137화면

아오조라 문고

新月号のこの球の直径は、約七十メートルある。だから両国の国技館のまわりに、でっかい円坂をつけたようにも見える。

この新月号は、ただひとりで宇宙の旅をすることになっていた。

こういう形のロケットは、今まであまり見受けなかったことで、あぶながる人もいた。学者の中でも、疑問をもっている人があんがい少なくなかった。

しかし、この新月号の設計者である、カコ技師は、安全なことについては、他のどのロケットにもまけないといっていた。そして、それを証明するために、自分も機関長として、新月号に乗組み、この探検に加わることとなった。

それでは、新月号の艇長は、いったい誰であろうか。これこそ宇宙旅行十九回という輝かしい記録をもつ有名な探検家マルモ・ケン氏であった。カンノ博士は、観測団長だった。

スミレ女史が通信局長であった。女史は、正吉を冷凍から助けだしてくれた登山者中の一人であった。

こうして新月号に乗組んだ者は、正吉をいれて総員四十一名となった。

「はじめて宇宙旅行をする者は、地球出発後七日間は、窓の外を見ることを許さない」

こういう命令を、マルモ艇長は、出発の前に出した。