일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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あるくこと

三好十郎の仕事 第三巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면

아오조라 문고

(言いながら炊事場へ行って、そこの棚に野菜を置く)

三平 は、は、ははは――なに、油虫だって?

柴田 う?(はしゃいで笑う三平と、青い顔をして三平を見つめている誠を見くらべる)――どうしたね!

三平 やあ、はは、なあにね、私がさ、南米あたりで邦字新聞を出したり、いろんな代理店をやったりして、ゴロゴロして歩き廻りながら、もっぱら、この色ごとと酒の修業にどんだけ精魂を傾けて来たかと言う事をだねえ、誠君は知らんらしいからねえ、年はとってもまだまだ若い者には負けんから、お望みとあれば――

柴田 ははは、なにを、つまらんことを。……そいで、どうだね、役所の方は?

三平 やっぱり駄目ですよ。てんで、なっちょらんたい! これが二十回近くもお百度踏ましといて、いまだに責任のある返答のできる役人が現われんのじゃから。まるでどうも、日本人はホッテントット以下の人種になってしまったらしい。お気の毒ですが、なにぶんの示達があるまでは、在外資金はそのまま置くより仕方がありませんの一点張り。そんなら黙っていないで、当方の事情を訴えて、せめて引揚者の当座の生活資金だけでも肩代りをして支払えるような許可を受けてくれと言っても、駄目。