후리가나로 읽는 일본 고전
ja-reading.com
후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.
あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
自分だけは、さぞ良い気持だったろうさ。おらや、子供たちぁ、ポンと後にうっちゃられて、このザマだ、勘定合ゃあしねえ。
仲買 だども、へへ、その御亭主が恋しい時も、たまにゃあるずら? そうは薄情に云わねえもんだ。ハハ。(バスのクラクションの音近づく)
おかみ ハハハ、ハハ、さ、こっちい、へえってくんな。あの隅のカマスの下が、そうだがな。
仲買 ありがてえ、おらが出しやしょう。(ズカズカ、納屋に入って行き、その辺の農具などを、取りのける音)
垣の外の街道を激しい音をたててバスが通り過ぎて行く。
おかみ 一番のバスが行かあ。
仲買 この下だね?(云いながら、取りのけている)
おかみ ……ああ、鷲山の鈴の婆さまが通る。……(しかし鈴の音は聞えない)
仲買 え、なにかね?――(おかみ返事せず。離れた所を通り過ぎて行く鈴の音が微かに聞える)よいしょと、このカマスの下の、これだなあ? (返事なし)……これだべ?
おかみ ……いじらしい。
仲買 あんだよ?
おかみ 鈴鳴らして行かあ、鷲山の婆さまよ。
仲買 ああ、一日キチゲの? そうさ、よくまあ、飽きねえなあ、へへ。これだな、おかみさん?