후리가나로 읽는 일본 고전
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
四人とも殺気立つ位に熱中している。中でも柳子は、ほとんど眼を釣り上げんばかりになっていて、紅いもののチラホラ見える立膝の、足の指などマムシになるほど力をこめて札を打つ。須永一人が、花札にあまり馴れないのでモジモジと、自信の無い態度。見たところ勝っているのは柳子で一番負けているのが須永のようだが、もう少しよく見るとそれが反対で碁石などを使わずジカに紙幣でやりとりするらしく、その紙幣が須永の手元にうず高く積まれており、他の三人の手元には何も無い)
浮山 (須永のめくった札を見て)ほい、今ごろになって豚かよ! そりゃ聞えません!
柳子 ううと!(唸り乍ら、手札と須永の眼の中を火のように覗きこむ)……ビケだわね、あんた須永さん? でしょ?
須永 え? (相手の視線をまぶしがって)……ええ。
柳子 いやに落ちついてるわね? 青が、あんた、飛び込みね?
須永 ええと? (手札を覗いている)
柳子 よしと!(ピシリと打ち)そうさしてなるものか!
房代 どっこい! (打って取る)
柳子 あらま、この子は!
房代 だってえ、桜あ、あたし待ってたのよ!
須永 …………(これは黙って捨てて、めくって、ウロウロ見まわし、合ってる札に重ねて取る)