후리가나로 읽는 일본 고전
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あるくこと
三好十郎の仕事 第三巻
三好 十郎
三好 十郎의 三好十郎の仕事 第三巻(あるくこと)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 334,472자 · 667화면
次ぎに腰紐を。眼はまたたきもせず須永から離さない)血の匂いが良いのかねえ? 商売女の中にゃ、ほかの事じゃツンともカンとも感じねえ奴が、ロウソクのロウの焼ける匂いをかぐとトタンに、うわずっちまうのが居たりするからね。ヘヘ。しまいに両方から引っぱりっこで、兇状持ちも、めんくらったろうて。自分々々の部屋につれ込んで、酒を飲ましたり、かじり附いたり。一方が、一緒に心中してくれとくどくかと思うと、一方は金を拵えるから、それ持って逃げてくれと泣き出したり、いやはや! 狂ったのは男だか、女だか。(柳子の部屋では、その姿でソロソロとじゅうたんを踏んで須永に近づいて行く。須永はびっくりしていたのが、次第に恐怖の色を浮べ、後ろさがりにジリジリと入口の方へ)しまいに、男の方が、怖くなったのか浅ましくなったのか知らないが、二人の女を締め殺してしまったそうだがね。
柳子 (低いしゃがれた声で)あんた! 早く! 早く、あの!(むき出しの白い手を、須永の方へあげる。須永は後しざりをしていたが、ビクッとしてロを開けて声の無い叫び声をあげ、クルリと身をひるがえして、廊下の闇に消える。