일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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おりき

三好十郎の仕事 第二巻

三好 十郎

三好 十郎의 三好十郎の仕事 第二巻(おりき)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 119,279자 · 238화면

아오조라 문고

しばらくそうしていてから、頭を上げるや、いきなり、器量一杯の声で歌い出す)

花の花とも、言うべき花は

わが日の本の桜花

散れよ朝陽に、匂いつつ(白頭山節)

百姓……(口を開けて聞きすましていたが)やれ、うめえもんだなあ! へえ、よ! なんつう歌だ、そりゃ!

青年 ハハハ、これ位しか歌えません。ハハ……それでは、もう時間が有りませんから、これで失礼します。どうか、おばあさん、お大事に。

百姓 やれまあ、そうかえ。……なんだか、へえ、おなごれ惜しいみてえだ……じゃあま、お前さまもお大事にな。

青年 (リュックサックの口を締めながら)多分もう……この辺に来る事もないでしょうが、……おばあさんの事は忘れません。……それから道雄さんと言う人の事も憶えて置きます、……では、これで、……(靴のかがとを揃え、ピシッと不動の姿勢、帽子を脱いでキチンと頭を下げる)

百姓 (相手の様子にびっくりしている)

青年 ……(漸く頭を上げて)海軍中尉、藤堂正男と申します。……ありがとうございました。……(リュックを肩にピッケルを取る)

百姓 ……(それをジッと見守っていたが、やがて)お前さま、海軍さんかえ?