후리가나로 읽는 일본 고전
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みうらたまきのプロフィール
三浦環のプロフィール
吉本 明光
吉本 明光의 三浦環のプロフィール(みうらたまきのプロフィール)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 11,579자 · 23화면
「ここに疎開したては肥ってもいたし、東京では歩いたこともないし、歩くのが非常に苦痛でしたが、お母さんの看病をしてやせちまってから、歩くのが楽になり、今では二里や三里歩くのは平気ですよ」三浦さんはそんなに元気だった。そして一年半ぶりで東京へ行くんだからといって、新調した真赤なモンペを着て、ぐんぐん歩いた。マネージャーの井上元佶君が「先生、そのモンペはチンドン屋のようで可笑しいからおよしなさい」というのを「赤くてとても綺麗じゃあない、私気に入ったわ」と、井上君の注意に大不服だった。
三浦さんは服装については案外かまわなかった。赤い色が好きだったと見えて、赤い原色の色調が多かった。いわゆる、江戸趣味の、渋さとか、粋とかいったものとはおよそ縁が遠かった。
三浦さんは夜になってから東京に着いた。麹町の家は五月二十五日の空襲で焼け、帝国ホテルに泊るのは空襲が怖しい。それで多摩川のそば、尾山台の僕の家に泊ることになったが、その夜中にサイレンがけたたましく鳴り、家の真上をB29が飛ぶ、照空灯が光り高射砲を鳴り響き、爆弾の音がする。やがて鶴見の方の空が真赤になる。