후리가나로 읽는 일본 고전
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うえのかいわい
上野界隈
久保田 万太郎
久保田 万太郎의 上野界隈(うえのかいわい)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.
N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 5,435자 · 11화면
以下大切の「広小路見世開の場」まで、あるいは「長者町上州屋の場」、あるいは「日本堤金杉路の場」、あるいは「入谷村蕎麦屋の場」、あるいは「大口屋別荘の場」、あるいは「上野屏風坂外の場」、あるいは「池端宗俊妾宅の場」、あるいは「入谷浄心寺裏の場」等、それらは、まえのものとおなじく上野を中心としたある限られた範囲のもろもろのけしきを、そのそれぞれの場面のうちにもっている。
『黒手組曲輪達引』も四幕七八場にあまる長いしばいだが、この作のもつ世界は、下谷と浅草と両方にまたがっている。すなわち前半が下谷で後半が浅草である。が、その前半の一部分「忍ヶ岡道行の場」は、「浮気な風に白玉が廓を抜けて落椿」という角書をもった『忍ヶ岡恋曲者』、吾妻路連中出語りの有名な浄瑠璃で、この作の中に重要な役目をもった一ト場である。――『霜夜鐘十字辻筮』の序幕の「不忍新土手の場」も、そういえば、おなじく不忍の池附近を舞台にした「忍ヶ岡の森蔭に人目を厭ふ二人連」という角書をもった『二十日月中宵闇』という清元出語りの浄瑠璃だが、このほうはあんまり重要でもなくまた有名でもない。
『三題噺魚屋茶碗』