일본어 읽기 연습

후리가나로 읽는 일본 고전

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후리가나가 있는 일본 고전을 온라인으로 읽으세요. JLPT 수준으로 골라 보고, 단어를 눌러 뜻을 확인하고, 문장을 번역하세요.

ちゅうしせいかつしゃ

中支生活者

豊島 与志雄

豊島 与志雄의 中支生活者(ちゅうしせいかつしゃ)을 후리가나와 함께 일본어로 읽으세요. JLPT N2. 단어를 누르면 뜻이 나옵니다.

N2 · 고급 · 신자체·신가나 · 4,145자 · 9화면

아오조라 문고

平素何等かの機会に充分の付け届けがしてあるのであろう。

芝原氏に街の娼家へ案内を頼むと、娼家の主婦は一同を控室へ慇懃に導き、茶をすすめ、手あきの美女を侍らしてくれる。但し控室より奥へは踏みこんではいけない、茶代を置いてはいけないことも前と同様である。

たまたま、聚豊園などの一流料理店で結婚式が行われる場合、その有様を見たいと思う者は、芝原氏に頼むがよい。招待客しか入れないその広間に、芝原氏は依頼者を案内してくれる。モーニング姿の新郎と白紗を頭からまとった新婦とが相並んでるのへ、四方からテープや切紙を投げかける賑かな室の中で、闖入者たる芝原氏へにこやかな目礼をなす人が多数である。

すべてそれらのことが、何等気持の上の摩擦もなしに自然に行われる。そして芝原氏自身は、同地に妻女を携行せず、一人暮しではあるが、酒を嗜まず、遊里に入らず、粗末な支那服をまとい、巧みな地方語をあやつり、微髯の丸顔に笑みを浮べ、悠然と歩いている。

芝原氏の斯かる存在は、所謂支那浪人などという概念から遠いものである。また杭州市民間の氏の勢力は、氏の背後関係を割引して考えても、宣撫工作などで得らるるのとは異ったものである。